懐中電灯の改造 (2004.05.26)

ハロゲン球仕様のダイビングライトを高輝度LED仕様に改造しました。

強さと明るさ その秘訣はボディにあり?懐中電灯の新提案ができるといいな。


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図面 (というかイメージ図)

プラン通りに作れれば良い物ができます。

(No.1)
こーゆーパーツをクロスメンバーと言います。

(部品 No.1)

中心の穴はM3のネジを切ってあります。

No.3
蛇の目基板を懐中電灯の内径に合わせてカットします。

(部品 No.3)

糸鋸大好きの僕です。





No.2
基板用ホルダー&スペーサーです。

(部品 No.2)

塩ビパイプを切って製作します。

大径のパイプの円周を短く切ってドライヤーで癖をつけて小さな円に変形します。

No.4
100円ショップは偉大?

(部品 No.4)

100円で買ってきたペットボトルをカットすれば出来上がり!

No.5
プラスとマイナスの極端子です。

(部品 No.5)

ねじ込めばいいように全てを採寸してあります。

No.6
マイナス極の通電板は旋盤削り出しです。

(部品 No.6)

このショーモナサこそ工作の醍醐味でしょう。

No.6 & 7
通電板完成

(部品 No.6 & 7)

通電性、耐腐性を考えると真鍮以外の材料はありません。
また、真ん中をプラス極が通るのでプラパイプで絶縁します。

No.8
電池ボックスのセンター出しスペーサーです。

(部品 No.8)

塩ビパイプのメクラを削って製作しました。
LEDの配置を考えるために仮組みしてみました。

裏側からの図。
前からの図

真ん中の真鍮製の棒は衝撃分散用のツッカイ棒(No.1)です。
アイデア一発?
やっとLEDを植えられます。

「100個位植えて欲しい。」とのオーダーです。気が遠くなりますが頑張りましょう。
爪切りでLEDのツバをカットします。

LEDのツバを切らないと蛇の目基板のピッチに納まらないことが判明しました。

たったの130個です。手間をかけましょう。(T_T)


カット前(左)、カット後(右)。
LEDは全て並列繋ぎで結線します。

合計130個くらい使いましたが無検査LEDは不良率が高く、約1割は付け替えを余儀なくされました。
蜂の巣

手間がかかるんです。
塩ビパイプをカットしたストッパーです。

No.2のパーツはこうやって使います。
高精度にカットできれば接着しなくても大丈夫ですよ。
出来上がり!

「もう作らないぞ!」と心に誓う僕ちゃんです。
問題の明るさは?

直視したくないので斜めから写しました。画像で表現しきれませんでしたが明るいんですよ。

しかも節電に大きく貢献している貧乏人仕様です。