エンジンの構造を知らない人向けに人気漫画「ドラゴンボール」に当てはめてCDブラシレスモーターを語ってみました。

(2004.04.22)

僕は取り留めの無いたとえ話が大好きです。(劇中のキャラクターをモーターだと考えて読んでください)


さわりの話




あるところに「孫悟空」という”誰よりも強くなりたい”少年がおりました。

ひょんなことから彼は「ブルマ」と言うちょっとズルイお姉さんと旅をすることになりました。

そのうち「ヤムチャ」と言う強いお兄さんに出会います。

彼はブルマのような一般人(ノーマルCDブラシレスモーター)と違いオリンピック選手(コイル巻き変えモーター)並の強さでした。

しかし、体の小さな悟空のほうがオリンピック選手並の強さを持つ「ヤムチャ」より強かったのです。

なぜでしょう?

じつは・・・あとで解ったことなのですが悟空は宇宙人でした。

でも、”宇宙人だから強い”という説明では納得できません。地球人とどこが違うのでしょう?

簡単に言えば筋肉の出力係数(地球人は筋繊維1cuあたり6kg)、モーターで言えば磁力が大きいのです。

地球人類がどんなに鍛えても筋肉の出力係数の大きな宇宙人には敵うはずがありません。

少ない消費電力で大きな力を出せるからです。(まして悟空は大食漢でしたね。)

うんちく: 僕の実験でフェライト磁石(ノーマル)に比べてネオジウム磁石の出力はモーターに組み付けた状態で1.3倍あることが解っています。
(劇中の悟空はそれ以上に見えますね。)

そして第二シリーズへ

当初、地球が舞台だったこのお話はピッコロ大魔王の出現で宇宙時代を迎えます。


そうです!宇宙人はサイヤ人(ネオジウム磁石モーター)だけではなかったのです。

ナメック星人など(サマコバ磁石をはじめとするレアメタル磁石のモーター)も存在したのです。

当然、サイヤ人も”よく鍛えられたナメック星人”(コイル巻き直し)には手を焼きました。

でも、悟空たちは修行が大好きでした。

亀仙人やカリン様、神様のもとで来る日も来る日もコイル巻きの修行をし、光り輝く性能のモーター”超サイヤ人”へと変貌を遂げます。
 

当初は偶然の産物で「もう一度変身(巻いてみろ)してみろ!」と言われても出来なかったこともありました。

しかし、苦労の末・・・”超サイヤ人モーターは珍しくなくなりました!”・・・。(あれっ?)

それでも、戦闘民族のサイヤ人は修行を止めません。

他の星(メジャーメーカー)からやってくる素晴らしいモーターに対抗したかったのでしょうか?


いいえ、ただ単に誰よりも強くなりたかっただけです。

とにかく修行の成果で悟空たちは”超サイヤ人2””超サイヤ人3”(1.5〜3倍ステイター仕様モーター)の力を手に入れました。


また、彼は”( )倍界王拳”(2倍厚〜ネオジウム磁石)と言う更に凄い力を手に入れ宇宙人の襲撃にも対抗しました。

トランクスのように”筋肉ムキムキ超サイヤ人”(4倍とか8倍ステイターの様なモーターかな?)も期待されましたがパワーとスピードのバランスが戦闘的ではなかったようです。

そうそう、世の中には界王神やナメック星人のように力で少々劣っていても凄い業師もおります。非力をあなどってはいけません。

バランスが大切ですが飯天とトランクスに伝授された”フュージョン”(ギヤダウンユニット)という合わせ技も無視できません。

フュージョン!(合体) ×

孫悟空+ベジータ ”ベジット”の強さも拝見しましたし・・・ね。


そして曲者たちの力のモトは「仙豆」(リチウムポリマーバッテリー)です。この豆も品種改良が進んでいるようですから楽しみでなりません。
・・・美味しい料理法があるかも・・・

余談: 劇中でクリリンが地球人最強(ヤムチャ談)となっていますが、僕は空を飛べる人は正しい地球人ではないと思っています。
じつはMr.サタンが地球人最強かもしれません。

×

挿絵の編集に疲れました。この辺で置いておきます。