リトルさん素材 そのA モーター缶の製作 (2005.01.06)

手元に0.35mmと0.4mmのエナメル線がありました。
先に取ったのが0.35mmだったので、それを巻くことにしました。

プラ板に穴を開けてコンパスを製作します。

真ん中の穴は3mm、他の穴(赤点)は1mm程度
作業性を上げるために一部をカット

これでコンパスは完成です。
コンパスを使ってマーキングします。

コンパスシートに位置を違えて穴を開けておけばいろんな直径の円を描けます。
六角形を描く要領でクーリングホールのケガキ完了。

ここまでとても楽に作業をしました。
クーリングホールの本穴を開け、ボスを抜き、磁石を取り去ります。

磁石が頑丈に接着されていたので少々苦労しました。

ネオジに貼替えないなら磁石はそのまま使いますし、プロペラセイバーを使ってプロペラを固定するならボスもシャフトもそのまま使えます。

って、紅茶じゃん!
コーヒー缶を「細長い若葉マーク(初心者マーク)状」に切って缶に巻きつける作戦です。

厚缶に変身すれば磁力がupしますし磁石の超寿命化にも貢献します。
缶コーヒーに使われている鉄板は0.2mmで炭酸飲料の缶は0.13mmです。

もちろん鉄ならなんでもOKです。
ステンレス用フラックスを併用して鉄板とボスを半田付けです。

鉄板はエナメル線を使って仮止めしておきます。

(フラックスのような強い酸に晒すのですからコテはかなり痛みます。)
外側の加工が済んだ状態です。

←V字の継ぎ目が見えます。

珍しく磨いて仕上げました。
ネオジを貼り込めばカンの加工は全て完了です。

毎度お馴染みの「針スケ」です。
5×5×1mmネオジ12枚を0.9mm針金と0.75mmエナメル線を使って固定します。
仕上げ削りをして完成!

                    

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