イカロス社:「タウベ」 そのB
主翼の製作
ウイングレットの接着面を確認。

説明書に「ウイングレットは端が15mm上がるように接着せよ!」とあったので、その角度を計測しました。
太田サンダーを使って角度削り

角度削りに最適な工具は”太田サンダー”最強ツールです!

太田サンダーについては → こちらを参照
裏面をマスキングテープで押さえてエポキシ接着しました。

僕には主翼の接合には5分型エポキシ接着剤を使う習慣があります。

(硬化時間の長いものは硬化中にズレる可能性が高いのでご用心。)
小口のバリを確認して主翼を接合します。

指をツ〜っと滑らせればバリの有無がわかります。(もちろんバリを削ってから接着です。)

秘技:裏返し接着!
主翼のエポキシ接合!

机の上で裏返した主翼の接合部分にエポキシ接着剤を塗り、幅広のマスキングテープを貼って放置すれば自重と重力で隙間なく接合してくれます。
補強用カーボンパイプの接合と補強

カーボンパイプは主翼の全縁ガードとスパー材を兼ねています。カーボンパイプ同士の接合はアルミ棒で行いますが、アルミ棒はカーボンパイプの内径に合うように削らなければなりません。

カーボンパイプは大きな力が加わると縦割れすることがあります。(○をつけた部分)
糸巻き補強も考えましたが今回は説明書どおりにPPテープを2周巻いて補強としました。
主翼に切り込みを入れ、カーボンパイプが沿うように丸ヤスリで仕上げます。

接着部分に隙間が少なければそれだけ強度が増すということは周知の事実ですね。(^^)
相手は発泡ですから削りすぎに注意してください。

余分な充填剤を削るの図
主翼にマスキングをしてカーボンパイプを発泡充填剤で接着。

期待通り頑丈に接着できました。発泡材の工作にはやはり発泡剤がキクようです。

でも、硬化後(次の日)盛りすぎた充填剤を削るときには主翼に傷が付かないよう気を配ったので少々疲れました。

黄土と紫のコントラストって綺麗?
主翼にウイングジョインナーを貼ります。

カーボンパイプの上から補強とドレスアップを兼ねた紫のテープを貼り、ウイングジョインナーをフィルム型両面テープを貼りました。

裏面のジョインナーは説明書通りにフルサイズで使いましたが、表面は強度に影響がなさそうなので小さくカットして使いました。
コクピットの接着

コクピット後部に発泡材を貼る「ダウエル加工」をお忘れなく!
主翼の位置確認とマーキング

主翼が真っ直ぐになるように取り付けてドライバーで爪付きナットの位置をマーキングします。

(この作業をするときにモーターが着いていると邪魔なんです。)
大切なこと

癖なく綺麗に飛ばすために仮止めした主翼の端と尾翼までの距離が左右対称になるように注意です。

← ほぼ生地完の状態。
爪付きナットの埋め込み

マーキングの位置に穴を開けて爪付きナットを埋め込み、瞬間接着剤で固めます。

キット付属の主翼固定用プラボルトの長さが足りなかったので長いモノを用意しました。

                    

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