HLG&プッシャー機のノーズコーン(通称:うなぎ)の製作

通常のヒートプレスでこれを作ろうとすると単純計算で30cm角以上の大きさの材料が必要になります。(ヒートプレスとはムダの多い製法なのです。)
でも、最初から円筒型の材料を使うことで手間もコストも大幅に抑えることができます。

材料

ダイソーの詰め替え容器”とんがりキャップのPET(100ml)です。

PET容器には熱をかけると縮むものとフヤケルだけのものがありますが、ヒートプレス工法にはフヤケルタイプのものが向いています。(ジュースのPET容器は不向きです。)
木型

カット&トライで製作。(今回はMDX15を使用)

デザインは抜き勾配をよく考えることが大切ですよ。
PETボトルの余分な部分をカットします。

RCカーのボディカットなどに使われている「曲線バサミ」は便利です。
ヒートガンで満遍なく熱する。

形状に応じてどれくらい熱するかは違いますが”満遍なく加熱”が基本です。
万力に固定した型に熱したPETボトルを被せ冷えないうちに押し付けます。

当然、手が熱いです。

ガラス細工並の瞬間芸。(簡単そう?実は難易度高。)
当品が「うなぎ」と呼ばれるワケです。

かわいくできました。

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