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ヒマに任せて手持ちペラをプッシャーで実測しました。方法は回転計が5秒以上同じ数値を示すようになったところでメモ、メモ、メモ・・・ホントに時間がかかりました。
僕の推力テスターで測定したプロペラ推力はファンフライ機ならそれなりの参考になりますが、実際のフライトでは多くの機体で効率や体感が異なります。
なぜ差が生じるのか?答えは簡単!機体は絶えず動いているのに対し、推力テスターは微動だにしないからです。(リミッターの働くお利巧なアンプまであります。)
例えば自動車のギヤをニュートラルにして人力で押したとしましょう。この場合、車が動き出すまでには大きな力が必要です。でも、車が動き出しさえすれば少ない力で移動させることができます。自動車の重量は変わらないのですが驥足がつくと楽に動かせる。これは仕事と仕事率のお話です。
先にも申しましたが、僕の推力テスターはプロペラが回りだしても微動だにしないのです。常にいちばん力が必要な状態でキープされています。実際のフライトなら驥足がついて軽負荷になりますが推力テスターにはそれがないのです。
くろすけさんの「ドラえもん」にも当初はテスターの数値から最適と思った8040ペラを使用していました。しかし、実際のフライトでは9047ペラのほうが良いと判断されました。これこそ先の症状を物語っていると考えられないでしょうか?
また、スピード重視の機体(パイロン機など)は小直径大ピッチのペラの方が良い結果を出しています。それはファンフライが車で言うローギヤ多用の仕様に対してパイロン機がトップギヤ多用の仕様になっていることに他なりません。
使用目的が異なるのです。・・・と、ゆーことで神経質に読んじゃダメですよ。
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