スケール機用アルミホイールの製作 その@ (2004.12.09)

製作中の機体にスケールがピッタリだったのでリアルゴールドの空缶でアルミホイールを製作することにしました。

このアルミホイールの製作は「ラジコン技術(貝野氏のフォッカー)」やHP:「MORIDEL WORLD」で紹介されています。そして発案は有名な添田先生だそうです。各先生方、ありがとうございます。m(_ _)m

まずはセンターに穴を開ける小技を紹介

大塚のビタミン剤の蓋がリアルゴールド缶の底にぴったりハマルことを発見しました。
ビタミン剤の蓋のセンターに穴を開けます。

蓋の真ん中にはヘソがありますからセンターへのケガキは不要でした。
とりあえず蓋のセンター穴目掛けてφ2ドリルで穴を開けます。

卓上ボール盤があると作業が本当にラクです。

(シャカシャカ・・・)
缶のドーム部分を切り取るのですが・・・

ハサミやカッターで切り取るのはなく削り取ることにしました。
#150位のサンドペーパーの上で8の字を描くように削ると平行に削れ易く、1〜2分でパーツの切り出し?ができます。
アルミ削り出しのパーツ?

これを「アルミ削り出しパーツ」と言っては語弊があるのでしょうか?
5mm幅に切ったプラ板でホイールの内径ピッタリに貼り込みます。

エンジンヘリのクラッチライニングを貼るようにパチッと合わせ込むのがコツです。
キッチリ仕上げると接着剤ナシでもプラ板が抜け落ちることはありません。

このとき、プラ板の幅を変えれば幅広ホイールにすることもできます。
ホイール部分完成

ホイールを合わせて接着し、バリ取りをすればホイールは完成です。

ガイドを使った穴あけを行ったので自信があったのですが、中にホイールのど真ん中に穴がないものがありました。
必ず空転テストを行ってブレのないことを確認から接着してください。
次にタイヤ部分の製作です。

内径35〜40mm位のドーナツ状ネオプレーンゴムを探しているとテトラ社製ソフティガードM(#5502)が該当することがわかりました。

ネオプレーンゴムとはダイビングのウエットスーツやサポーター、水筒カバーなどに使われている軽量伸縮性・防水防風性・断熱保温性を持った素材です。

(スー・・・コロ・・・スー・・・)
適当な直径のカンやビンに被せてカッターで転がし切断します。

作業はマスキングテープで幅を決めて新しいカッター刃で引き切りします。
タイヤとホイールを接着して出来あがり!
1個:直径50mm/重量4.2gで仕上がりました。

製作時間は30分ほど 皆さんも製作されてはいかがでしょう?
ちなみに次のページで取り付けの小技も編集中です。

余談: 「ビシッとセンターを出したホイールは着陸時に何処までも走ってしまう。」との助言をいただきました。

・・・とほほ・・・

注意事項

ビタミン剤の蓋を使う小技はリアルゴールドの新缶にしか使えません。
(旧アルミ缶は新缶に比べてドームの直径が少し小さいのです。)

新旧の見分けは青矢印の部分が凹んでいるか、真っ直ぐかで判断してください。

                    

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