曲がったスチレンペーパーを修正する方法  (2004.01.08)




曲がったスチレンペーパーを直す方法はないものか?

解りにくい画像ですが、模範的に反ったスチレンペーパーがあったので、これをテストピースとして僕流の修正方法を公開します。




さて、これからの修正をご覧ください。

スチレンの修正前と修正後を見比べてもらうためにカットして半分だけを修正しますね。




ガラス2枚とスチレンをシャワーで温めます。

風呂場にスチレンとガラス板(5mm厚以上のもの)を2枚持ち込み、シャワーで温めます。
スチレンを熱することはもちろんですがガラス板も十分に温めます。

(後で確認するとシャワーの温度は70℃ほどでした。)




ガラスとスチレンが熱いうちにサンドウィッチします。

火傷しても僕は責任を取れません!ご注意ください。




ゆっくり冷却

ガラスの上下が一定温度で冷えるように下駄を履かせてゆっくり冷やします。

(急激な冷却はダメです。室内で1時間くらいは放置しておいたほうが良いようです。)




上記画像のupです。

試験的にガラスの厚みを変えて冷え方を違えてみました。

緑: 5mm厚ガラス
赤: 弓状に反ったスチレンペーパー
緑: 8mm厚ガラス
このサンドウィッチ方法なら引っ張り温度が変わって更に修正が楽かな〜?っと
(注:基本は上下一定温度での冷却です。)
出来上がり

左が修正後のスチレンです。上手くできました。実用レベルでしょ!(^^)

ズボンのアイロンがけに使う「ズボンプレッサー」なるものがスチレンのお手軽修正に使えそうな気がしてなりません。
(方法は”スチレンをプレッサーに挟んで加熱後に電源を切り、そのまま半日くらいかけて冷やす”です。)
でも、確認しないで購入する勇気がありません。有志の方の実験結果を待ちたいと思います。
試された方! ぜひ、結果をお教えください。

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