■各部のガタ取り

動きをスムーズに保つため旋盤の各レース部分にはアジャスターが付いておりガタ取りを行えるようになっています。
ここでは、説明書には無い部分のガタ取りを載せてみました。

 ■各部のガタ取り その@
 ■シャフトとハンドルのガタは

シャフトとハンドルの間隙が多いとガタが発生します。

機械モノにガタがつきものですが、ホオッておくとガタはどんどん大きくなります。速やかに対処しましょう。
 ■ベアリングシムを利用します

隙間が多いからガタツクのです。
ベアリングシムを組み合わせて使うと0.1mm単位でガタの調整ができます。
ガタなく、動きが重たくならないように何度でもトライします。

 ■各部のガタ取り そのA
 ■芯押し台の動きにスムーズさが足りない?・・・かな・・・

芯押し台の固定ボルトをしっかり弛めるとカジリつかないのですが、モノグサな僕は少ししか弛めないので突然「カツッ」とカジリつきます。・・・チョット改良しましょう・・・
 ■上記の症状は固定ボルトのガタが悪さの原因です。

そこで内径12mm、長さ30mmくらいのバネを用意しました。
 ■芯押し台の取り付けボルトにバネを入れます。

芯押し台の固定ボルトを弛めたときのアソビをバネで減らす作戦です。
 ■おおっ、軽い軽い〜
どうやら成功です。

                    

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