計測風景


磁力を測るの図

 ■磁石を考える そのB (20040611)

4個〜5個の磁石を4回以上計測し、その平均を実測値として掲載。

磁石は組み合わせて使う場合も厚みが幅を超えるとモーター用としては効率が落ちるようです。

また、モーター缶は厚みのあるものが望ましいですが磁石の厚みを越える必要は無いようです。

磁石/缶厚 単独磁力/漏れ 2列磁力/漏れ 2重磁力/漏れ
5*5*1 210 234 333
5*5*1/薄 246/124 265/148 360/249
5*5*1/中 285/77 301/83 386/147
5*5*1/厚 329/0.1 358/0.1 433/0.2
5*10*1 157 196 263
5*10*1/薄 183/97 205/125 280/193
5*10*1/中 216/50 242/75 313/123
5*10*1/厚 259/0.15 294/0.1 378/0.2
3*10*2 340 400 450
3*10*2/薄 340/250 389/295 450/337
3*10*2/中 394/162 424/200 476/247
3*10*2/厚 426/4 439/1.5 486/4
2*10*3 268 - 249
2*10*3/薄 226/149 - 215/109
2*10*3/中 225/72 - 247/52
2*10*3/厚 251/1 - 200/0
 ■以下は実験の条件と感想
 ■計測のパイントはここです。

全ての計測ポイントは各磁石のこの部分です。

また、磁気漏れの計測もこの赤丸の缶をはさんだ裏側です。

磁石は単独で使うよりもグループ化することで磁力がupすることがよくわかりました。

磁力を測るの図
 ■薄缶(0.1mm厚)

CCレモンの缶(鉄)を切って使いました。

たった0.1mmの鉄板ですが17%ほど磁力がアップしています。

磁気漏れを測るの図
 ■中缶(0.21mm厚)

コーヒー缶(鉄)を切って使いました。

磁力は何も無しに比べて35%もupしました。薄缶と比べても16〜18%upです。
 ■厚缶(1.0mm厚)

素材モーターが取り付けられていた鉄板が丁度1.0mmでした。

丸裸の磁石と比べて磁力が50%以上upしています。

ただ、1.0mm厚の磁石の場合はこれ以上缶の厚みを増しても効果はありませんでした。